- auからUQモバイルに乗り換えるか迷っているけど、後悔しないようデメリットをはじめに知っておきたい
- UQモバイルならではのメリットはどんなのがある?
- 結局、どういう人ならUQモバイルに乗り換えるべきかな?
今回は上記の疑問に対して、元ネット販売員の経験がある私筆者が、お答えしていきたいと思います。
CMで興味をそそられるUQモバイルですが、やはり気になるのは実際に乗り換えたらどうなの?ってことだと思います。
そこで今回は、auユーザーの方に絞って、auからUQモバイルに乗り換えたときに、
- どんなデメリットがあるか
- デメリット以上のメリットはあるのか
- UQモバイルの乗り換えに向いている人向いていない人の特徴
といったことを詳しく解説していきたいと思います。
実際に頭の中で乗り換えのイメージをしてみて、自分には向いているか向いていないかをぜひ判断してみてくださいね!
auからUQモバイルへ乗り換える時の7つのデメリット!
auからUQモバイルへの乗り換えで起こりうるデメリットは以下の7点です。
①契約できるデータ容量が小さい
auでは、
- 「使い放題MAX 4G」
- 「使い放題MAX 5G」
といったデータ容量が無制限のプランがあります。
一方でUQモバイルで契約できる最大のデータ容量は25GBまでしかありません。(くりこしプランLを申込んだ場合)

auのサブブランドだから、契約できるデータ容量は少ないんですね。
両者の具体的なプランは以下のようになります。
UQモバイル | au |
|
|

毎月25GB以上使うのなら、UQモバイルへ乗り換えたら苦労しそうですね。
②auのサービスが一部使えなくなる!(auメールなど)
「UQモバイルに乗り換える=auを解約する」ことになるので、これまで利用していたauのサービスが一部使えなくなります。
- auパスサービスが全て解約(auスマートパス/プレミアム、auビデオパス、auブックパス、auディズニーパス)
- auのメールアドレスが失効
これまで利用していた「auパスサービス」や「auメール」など、解約と同時にサービスが停止します。

auのメールアドレスで登録しているサービスは、アドレス変更する必要があるってことですね。
③au PAYカードの年会費がかかる(1年間未使用の場合)
auユーザーでなければ、年会費が発生する「au PAYカード」。
一年間の使用がないと年会費1,375円(税込)がかかってしまいます。※auユーザーであれば、年会費は無料
ただ、一度でも利用すれば年会費はかかりませんので、継続的に使っていればデメリットにはなりませんね。
④LINEの年齢認証ができない(ID検索が使えない)
画像元:Wikipediaより参照
auではLINEの年齢認証の際に「au ID」と「パスワード」を入力することで、
年齢確認ができるため、「LINE ID」でお互いの連絡先を検索することができました。
しかし、UQモバイルではLINEの年齢認証ができません。
LINEの年齢認証ができないと、
- 「ID検索」
- 「電話番号検索」
- 「ID検索での友だち追加」
これらの機能が一切使えません。

私は「ID検索」をあまり使わないので、そこまで気にする必要はなさそうです。

QRコードの読み取りやグループトークに加入しての追加など、友達追加は色々方法があるので、正直そこまで気にする必要はないでしょう。
⑤通信回線が安定しないことがある
UQモバイルは、auの傘下であるサブブランドということもあり、他社に比べて比較的回線は安定しています。
しかし、元々のauと比較すると、
- 利用者の多い時間帯に回線が混み合って繋がりにくい
- エリアによっては回線が途切れ途切れになる
といったこともあります。

通信回線は、auユーザーが優先的に利用されるので、サブであるUQモバイルは回線の維持ができないことがあるわけですね。

あくまでサブブランドだということを念頭に入れておきましょう。
⑥auスマートバリューが使えない(引き継げない)
残念なことに、auからUQモバイルに乗り換えてしまうと、auスマートバリューは使えなくなります。
auのサブブランドだからとUQモバイルでも使えると期待してしまう人が多いので、
勘違いしないように注意しておきましょう。

たしかにUQモバイルでもauスマートバリューが引き継げるイメージだったので、気を付けます。
⑦分割払いが残ったau端末がある場合、割引サービスやプログラムがすべて解除される
乗り換え時にauで購入した端末の分割払いが残っている場合、
「アップグレードプログラム」や「かえトクプログラム」といったプログラムはすべて解除されます。

割引がなくなっちゃうのは痛いですね…。
乗り換え後は、端末の残債分が請求されます。
ただ、残債分を一括で払うか、それとも分割かは選べますので、ご自分のお財布事情に合わせて決めましょう。
auからUQモバイルに乗り換えのメリット
ここまでデメリットを見てきましたが、じゃあメリットはなんなの?と思われる方もいると思うので、紹介していきます。
メリットは大きくこの2点です。
①乗り換えでの手数料(解約違約金など)がかからない
auからUQモバイルに乗り換えるときは、以下の手数料が一切かかりません。
- 契約解除料(解約違約金)
- 番号移行手数料
- 新規事務手数料
特に、気になる解約違約金がかからないのは、注目ポイント。
契約の更新月以外でも気にせず乗り換えられるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

さすがauのサブブランドですね!
ちなみに、手数料がかからないのは、UQモバイル以外だとpovoくらいですね。
②月額料金は安い
UQモバイルに乗り換えての一番の目的である月額料金の安さ。
UQモバイルは、他社の格安SIMと違い、「UQでんき」と呼ばれる電気サービスを利用すると、家族全員が割引になります。
料金プランは以下の通り。
くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
基本料金 | 1,628円/月 | 2,728円/月 | 3,828円/月 |
UQでんき割 | -638円/月 | -858円/月 | |
割引適用後の月額料金 | 990円/月 | 2,090円/月 | 2,970円/月 |
※価格はすべて税込価格
通話料は30秒22円別途かかりますが、通話オプションに加入すれば毎月定額で通話できます。
- 最大60分/月の国内通話:定額550円/月
- 国内通話10分かけ放題:770円/月
- 国内通話かけ放題(24時間かけ放題):1,870円/月

UQでんき割を上手く利用すれば、毎月990円でスマホが使えるのはお得ですね!

auの時よりも、料金は半分近く安くなると思います。
今一度、ご自分の料金プランと比較してどれだけ安くなるか見積もってみましょう。
UQモバイルへの乗り換えに向いている人&向いていない人
auからUQモバイルへ乗り換える際のデメリットを再度確認すると、
- 契約できるデータ容量が小さい
- auのサービスが一部使えなくなる!(auメールなど)
- au PAYカードの年会費がかかる(1年間未使用の場合)
- LINEの年齢認証ができない
- 通信回線が安定しないことがある
- auスマートバリューが使えない
- 分割払いが残ったau端末がある場合、割引サービスやプログラムがすべて解除される
以上7点です。
- 外出先でスマホを使う(月間25GB以上)
- 自宅にWi-Fi環境がない(光回線やWiMAXなどがない)
- 大手キャリアの安定した通信回線を利用したい
特に、自宅にWi-Fi環境がなく、スマホのモバイルデータだけが頼りの人は、UQモバイルに乗り換えてギガが足りなくなる可能性が高いですね。

あとは、大手キャリアの安定感が良い人は辞めておいた方がよさそうですね。
- 今すぐにでも月額料金を安く抑えておきたい
- 更新月を気にせずに乗り換えたい
とにかく今すぐにでも料金を安く抑えたい人には、解約違約金もかからないUQモバイルはピッタリの格安SIMと言えます。

他社と違って、乗り換えの手数料がかからないのはUQモバイルならではですよね。
auからUQモバイルへの乗り換え手順
auからUQモバイルに乗り換える際の手順は、
- 「auスマホをそのまま利用する」
- 「UQモバイルで新しいスマホを購入する」
かのどちらかで変わります。
※SIMフリー端末を購入して、UQモバイルに乗り換える方はUQモバイルで新しいスマホを購入する手順とほぼ同じです。
auのスマホをそのまま使うなら
auのスマホをそのまま使うなら、以下の手順に沿って乗り換えを行いましょう。
- スマホ内にあるデータのバックアップを行う
- auのスマホをSIMロック解除しておく
- auからMNP予約番号を取得する
- UQモバイルの公式サイト、UQスポットなどで新規で申し込む
- UQでもらうSIMカードをスマホに挿入する
UQモバイルで新しくスマホを購入するなら
UQモバイルで新しくスマホを購入するなら、以下の手順で行いましょう。
- スマホ内のデータのバックアップを行う
- auからMNP予約番号を取得する
- UQモバイルの公式サイト、UQスポットなどで新規で申し込む
スマホをUQモバイルで調達する場合は、バックアップと予約番号さえ準備していればそのまま乗り換えが可能です。
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